セキュリティ対策
WR7610HVのセキュリティ機能
WR7610HVはルータ機能を装備した通信機器です。
ルータには大別してWAN機能とLAN機能を持ち合わせています。 WAN機能のWAN側のセキュリティとして ・IPパケットフィルタリング機能 ・IPマスカレード機能(NAT) ・不正アクセス検出機能 ・ダイナミックコントロール があります。 LAN機能の無線LANのセキュリティとして ・ネットワーク名(SSID)のステルス設定 ・MACアドレスのフィルタリング設定 ・セキュリティキー(暗号化)の設定 があり、これについて詳しく触れます。
無線LANのセキュリティは親機(ルータ側)と子機(パソコン側)の双方に同じ情報を設定しなければなりません。又、子機側に内蔵無線LANがない場合はドライバーのインストールが必要になります。
ネットワーク名のステルス設定
無線LAN機器が、通信するとき親機と子機が通信を行うときの識別方法としてネットワーク名(SSID)を使用します。このときネットワーク名(SSID)が一致しないと無線通信ができません。
通常の場合ネットワーク名(SSID)は、無線機能が装備されていれば参照することが可能です。この参照機能を不可にすることができます。それがネットワーク名(SSID)のステルス設定です。 MACアドレスのフィルタリング設定
MACアドレスが登録された無線LAN機器(子機)のみとデータ通信できるようにする機能です。MACアドレスが親機(ルータ)に登録されていなければインターネット、LANに入ることを拒否します。
子機のMACアドレスとは、例えばWL54AGのカードであればカードの裏面に「MAC アドレス」が記載されています。13桁の英数字の記号です。これをルーター(親機)に登録します。 こうすることによりMACアドレスにフィルターがかかり外部から親機に簡単にはアクセスできません。 セキュリティキー(暗号化)の設定
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