ブルートゥース・キーボードの解説。
ブルートゥースを上手に利用すると大変便利です。商品の紹介をしています。

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ブルートゥース・キーボードの解説

ブルートゥース・キーボードの解説をしています。

ブルートゥースとは、英語表記で「Bluetooth」です。
直訳すると、「青歯」(俗称)です。パソコンにおける近距離無線通信の規格です。

ブルートゥースは Windows XP以降、
Macは OS X 10.2.8以降から、OS標準でBluetoothに対応しています。

又、携帯電話、PHS、スマートフォン、PDAなど幅広く利用できます。

ブルートゥース・キーボード利用のメリット

  1. 他の機器(Bluetooth)と同時利用できます
    例えばマウス、ヘッドホン、イヤホン、アダプター、プリンターなど。
  2. ケーブルがないためスッキリしている
    パソコンは周辺機器の取り付けが可能なのでどうしてもケーブルが多くなりがちです。
  3. 外出先で利用の時、余計な機材(ケーブル)の持ち運びがいらない

 

 

ブルートゥース・キーボード

ブルートゥース・キーボードを紹介しています。メーカーはリュウドですね。利用者には人気のあるキーボードです。他のショップでも高い評価が見られます。
当然のことながらプロファイルはHIDでBluetooth 2.0、Class 2ですね。詳しく見たい方は下記をご覧ください。

 

モ デ ル 仕  様 特  長
-凡例-
モデル名
モデルの写真
メーカ名
Bluetoothのバージョン
プロファイル名
クラス
キー配列
サイズ
*:未確認です
OS
・特長1
・特長2
キーボードのカラー
カスタマーレビュー
RBK-200BT3
リュウド
Bluetooth Ver 2.0
HIDプロファイル
Class 2
US配列
285X98.5X14.5mm
HIDプロファイル対応機器であればOSには依存しない
・マルチペアリング機能(4台までの機器の情報を保持)
・折りたたみ式
カラー:ブラック
カスタマーレビュー
その他
Androidスマートフォン/タブレット,iPhone4/3GS,iPad,iPad2,iPodtouch4G/3G,DOS/V,WindowsMobile対応
TK-FBP014BK
ELECOM
Bluetooth Ver 2.0
HIDプロファイル
Class 2
日本語103キー配列
幅389.5×奥行130.75×高さ25.0mm
Win 7/Vista/XP(SP2〜SP3)Mac OS X(10.5〜10.5.8、10.6)が動作するMacintoshシリーズ PS3(バージョン2.8)
・接続先キー設定で9台と通信可能
・テンキー付
カラー:ブラック、ホワイト
カスタマーレビュー
RBK-500U
リュウド
Bluetooth Ver 2.0
HIDプロファイル
Class 2
65キー日本語配列
285×98.5×14.5mm
Win 7/Vista/XP、Android、WindowsMobile
・折りたたみ式
・ローマ字入力による「かな漢字変換」ができます
カラー:ブラック
カスタマーレビュー
RBK-2300BTi
リュウド
Bluetooth Ver 2.0
HIDプロファイル
Class 2
US配列
285×98.5×14.5mm
HIDプロファイル対応機器であればOSには依存しない
・折りたたみ式
・アップルiOS用キーボードの決定版
カラー:ブラック
カスタマーレビュー
RBK-2100BTJ
リュウド
Bluetooth Ver 2.0
HIDプロファイル
Class 2
65キー日本語配列
285×98.5×14.5mm
HIDプロファイル対応機器であればOSには依存しない
・折りたたみ式
・モバイル対応(iPhone、iPad、Windows Mobileスマートフォンやdocomo SHシリーズなど)
カラー:ブラック
カスタマーレビュー

 

 

モ デ ル 仕  様 特  長
400-SKB024
サンワダイレクト
Bluetooth Ver 2.0
HIDプロファイル
Class 2
US配列
W297.3×D142.8×H16.7mm
iOS4.2以降
・iPad、iPad2、新しいiPad、iPhone、iPod touchで使用可
・「ホームボタン」、「検索ボタン」などを搭載
カラー:ブラック
カスタマーレビュー
TK-FDP021BK
ELECOM
Bluetooth Ver 2.0
HIDプロファイル
Class 2
日本語87キー配列
幅266.2×奥行127.1×高さ19.2mm
Windows 7/Vista/XP(SP2〜SP3)、PS3
・トラックボール付きワイヤレスキーボード
(マウスがなくても操作可)
・メディア再生などに11種類のファンクションキーを装備
カラー:ブラック、シルバー
カスタマーレビュー
BSKBB05BK
BUFFALO
Bluetooth Ver 3.0
HIDプロファイル
class 2
US配列
W446×D123×H25mm
Windows 7/Vista/XP(SP2〜SP3)
Mac OS X(10.5〜10.5.8、10.6)
PS3、iPhone4S、iPad2
・PC、スマートフォン、タブレットPC、PS3利用可
・キー配列切り替えもショートカットキーで簡単
カラー:ブラック、ホワイト
カスタマーレビュー
TK600
LOGICOOL
Bluetoot
HIDプロファイル
class 2
英語65キー
(幅×奥行×高さ)287 x 128 x 16mm
iPad, iPad 2
・iPad対応キーボード対応
*
カラー:ブラック
カスタマーレビュー

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ブルートゥース・キーボード関連情報

ブルートゥースのしくみ

ここではブルートゥースのしくみバージョンプロファイルドライバークラスペアリングについて解説をしています。
ブルートゥースの機器を使用するためには、ペアリングという作業が必要です。作業自体は非常にカンタンで手順書(ほとんどの機器に添付)に沿って作業をしていくことになります。初回に一度だけ行えばよく、直ぐ終わります。



ブルートゥースのバージョン


ブルートゥースが開発されて10年強が経過しました。その間バージョンのアップが何度かありました。その経過と速度を大まかに表示しました。(ブルートゥースのバージョン情報と通信速度は次の通りです)
バージョン 通信速度/下り 通信速度/上り
4.x
3.x+HS
調査中 調査中
3.x+EDR 2178.1kbps 177.1kbps
3.x 723.2kbps り57.6kbps
2.x+EDR 2178.1kbps 177.1kbps
2.x 723.2kbps 57.6kbps
1.x 723.2kbps 57.6kbps



ブルートゥースのプロファイル


ブルートゥースは機器同士で通信を行います。このとき機器の種類ごとにプロトコルがあります。このプロトコルをプロファイルとして標準化しています。通信を行う機器同士がこのプロファイルを介します。したがって同じプロファイルを持っている機器同士が通信でき、利用できます。

代表的なプロファイルを紹介しますと
  • PAN
    小規模ネットワークを実現するためのプロファイル
  • A2DP
    音声をレシーバー付きヘッドフォン(またはイヤホン)に伝送するためのプロファイル
    HSP/HFPと異なり、ステレオ音声・高音質となる
  • AVRCP
    AV機器のリモコン機能を実現するためのプロファイル
  • PBAP
    電話帳のデータを転送するためのプロファイル
  • OBEX
    オブジェクト交換 (OPP、BIP、FTP、SYNC) で用いる認証方式の一つ
  • ICP
    同一ネットワーク内にあるBluetooth搭載携帯電話同士を公衆電話網を介さずに直接、接続させるためのプロファイル
  • HDP
    健康管理機器同士を接続するためのプロファイル
  • BIP
    静止画像を転送するためのプロファイル
  • GAP
    機器の接続/認証/暗号化を行うためのプロファイル
  • SDAP
    他のBluetooth機器が提供する機能を調べるためのプロファイル
  • SPP
    Bluetooth機器を仮想シリアルポート化するためのプロファイル
  • DUN
    携帯電話・PHSを介してインターネットにダイヤルアップ接続するためのプロファイル
  • FTP
    パソコン同士でデータ転送を行うためのプロファイル。ファイル転送プロトコルのFTPとは関係ありません
  • HID
    マウスやキーボードなどの入力装置を無線化するためのプロファイル
  • HCRP
    プリンタへの出力を無線化するためのプロファイル
  • BPP
    プリンタへ転送・印刷するためのプロファイル
  • OPP
    名刺データの交換などを行うためのプロファイル
  • LAP
    Bluetoothを利用して無線LANを構築するためのプロファイル
  • HSP
    Bluetooth搭載ヘッドセットと通信するためのプロファイル。モノラル音声の受信だけではなく、マイクで双方向通信する
  • HFP
    車内やヘッドセットでハンズフリー通話を実現するためのプロファイル。HSPの機能に加え、通信の発信・着信機能を持つ
などです。

ブルートゥース機器を購入すると、プロファイル設定の解説書が付いています。ご安心ください。

 



ブルートゥースのドライバー


Windows は基本的にBluetoothドライバーは組込済です。又、Macも OSX 10.2以降ドライバーは組込済です。ご安心ください。
Linuxも組込済です。
ドライバーが組み込まれていないパソコンとか機器の場合は、Bluetoothドライバーをインストールすることにより、Bluetoothのハードウエアを利用することができます。
Windowsとブルートゥースバージョンについて
基本ソフト ブルートゥースのバージョン
Win 7
Win Vista(SP2以降)
Bluetooth 2.1+EDR
Bluetooth 2.0+EDR
Bluetooth 2.0
Bluetooth 1.1
Win Vista Bluetooth 2.0+EDR
Bluetooth 2.0
Bluetooth 1.1
Win XP(SP2以降) Bluetooth 2.0+EDR
Bluetooth 2.0
Bluetooth 1.1



ブルートゥースのクラス (Class)


Bluetoothにはクラスという考え方があり、電波の強度と届く距離(電波出力)を次のように3つ定義しています。それは以下のようになっています。
クラス 電波の届く距離 電波の強度(電波出力)
Class 1 100m 100mW
Class 2 10m 2.5mW
Class 3 1m 1mW



ブルートゥースのペアリング


上でも話をしたように、ブルートゥースの機器を利用するためには初回だけですが、ペアリング (組合せ) が必要です。カンタンな作業でペアリングは完了します。ほとんどの機器には解説書が貼付されています。安心してください。一般的な機器の設定手順は以下のようになります。
  1. 片方の機器を「探索」可能な状態にする
  2. 片方の機器から「探索」をおこなう
  3. 探索可能な機器の一覧が表示されるので、接続する機器を選択する
  4. 探索する方とされる方に同じパスキー (PINといいます、認証鍵のこと) を入力して設定する
以上が接続の大まかな手順です。個々の機器は取扱説明書などに手順書に書かれています。それを参照してください。

パスキーは、通常4〜16桁程度の任意の数字で指定となります。短いパスキーでは通信を傍受・解読されるリスクがあるので、ある程度長いほうがベストです。パスキーを入力できないタイプ(マウス、ヘッドセットなど)では、パスキーが固定値、もしくは入力が不要な場合があります。こうした機器の場合、通常デフォルトでは「0000」「9999」などの単純な羅列となっているケースがほとんどです。パスキーの設定が終われば、ペアリングが完了となります。一度ペアリングを行った機器間では、次からは自動的あるいは半自動的に接続が確立され、パスキーの入力は不要です。

 

  

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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無線LANルータ・Wi-Fiルータの解説
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