Wi-Fi & 無線LAN 親機
インターネットに接続するには、
固定回線を使用してネットに接続する方法、
モバイルブロードバンドで接続する方法、
携帯電話網からスマホ・タブレットなどで接続する方法があります。
固定回線で接続・モバイルブロードバンドで接続する方法の解説です。
この時、Wi-Fi & 無線LANの親機(場合によって・中継機)と子機(PC等)が必要になってきます。
親機を選択するとき重要なことがいくつかあります。それは
・速度
・設定
・機能
・価格
・中継機
です。
Wi-Fi・無線LANのメーカーですが多くのメーカーがあります。そのメーカから毎月新しいモデルが発売されています。選択の時どのモデルを選べばよいのか迷っている方が多いと思います。そんな時の判断材料として利用していただくと幸いです。
親機の紹介と販売
親機の一覧表はこちらです。- -4600Mbps-
- ・NH-X10-R9000-100JPS
- -1733Mbps-
- ・WG2600HP
- ・NH-X4S-R7800-100JPS
- -1300Mbps-
- ・WXR-1900DHP
- ・WG1800HP2
- ・WZR-S1750DHP
- ・WZR-1750DHP2
- -867,866Mbps-
- ・WF1200HP
- ・WG1200HP
- ・WG1400HP
- ・WHR-1166DHP
- ・WZR-1166DHP2
- ・WRC-1167GHBK2
- -433Mbps-
- ・WF800HP
- -300Mbps-
- ・WR8165N
- ・WF300HP2
- ・WG300HP
- ・WHR-300HP2
- ・WHR-600D
- ・WG600HP
- -モバイルブロードバンド-
- ・NAD11
速度
インターネットの歴史は速度の歴史といっても過言ではありません。親機を選択する時の最も重要なファクターです。
速度は大きく分けて2つです。WAN側の速度とLAN側の速度です。
WAN側とはプロバイダーからモデムまでの速度です。LAN側とはモデムからPC等までの速度です。親機は、LAN側に取り付けます。
インターネットの速度は、WAN側、LAN側の速度が実質的な速度になります。従って双方とも高速にしないと速度のメリットは生かせません。
速度ですが、もう一点重要なことがあります。それは理論上の速度と利用時の速度です。
理論上の速度は製品の箱の表面に書かれている、11/ac/n・・・等です。
利用時の速度は理論上の速度ほど期待できません。それはPCを例にあげると、ファイヤーウオールとかウイルスソフト、更に、保存されているファイル数等は減速の原因になります。残念ながら安全上の理由からファイヤーウオールとかウイルスソフトを使わないわけにはいきません。
無線の規格と速度は以下のようになっています。親機を選ぶ時の参考にしてください。
規格 | 周波数帯 | 公称速度 |
IEEE802.11ad | 57-66GHz | 4.6Gbps-6.8Gbps |
IEEE802.11ac | 5.15-5.35GHz等 | 290Mbps-6.9Gbps |
IEEE802.11n | 2.4-2.5GHz等 | 65Mbps-600Mbps |
IEEE802.11g | 2.4-2.5GHz | 54Mbps |
IEEE802.11b | 2.4-2.5GHz | 22Mbps |
IEEE802.11a | 5.15-5.35GHz等 | 54Mbps |
ではその11ac規格のWi-Fi & 無線LANを見てみましょう。
11ac規格で1300Mbps(1.3Gbps)の Wi-Fi&無線LANです。
スマホ用とPC用を用意しました。
速度アップについて
速度を検討するときは以下の3点が必要です。
(1) 速度アップはネットワークで考えるべき
WAN側のプロバイダーからモデム(Wi-Fi)迄。
LAN側のモデム(Wi-Fi)から子機迄。LAN側を高速化してもWAN側が低速・中速では効果は期待できません。
(2) 親機と子機の規格を合わせる
Wi-Fi親機を高速化しても、子機側が低速・中速では速度の期待はできません。親機と子機の双方で高速化が必要です。
(3) 中継する場合は全て規格を合わせる
中継機を利用の場合、親機・中継機・子機とも統一された規格にしないと高速化は期待できません。
設定
設定には無線の設定とインターネットの設定があります。
無線設定はNEC、BUFFALOとも設定ソフト (ユーティリティ) が用意されていて、カンタンに設定ができます。
その設定ソフトを使用すると、セキュリティも一番強固なものが設定されます。操作もカンタンでセキュリティも安全です。
Windows標準搭載の「ワイヤレスネットワーク接続」でも一番強固なセキュリティが可能です。
【NEC製】の場合
「らくらく無線スタート」、「らくらくネットスタート」、「らくらくQRスタート」等の設定ソフト (ユーティリティ) が提供されています。
【BUFFALO製】の場合
「AOSS」、「AOSS 2」等の設定ソフト (ユーティリティ) が提供されています。
操作方法は各モデルの取扱説明書を参照してください。初心者でもカンタンに設定ができます。
機能
近年のWi-Fi & 無線LANは多くの機能が搭載されていて、さらに便利になっています。
代表的なものを紹介します。
名称 | 機能 |
ルータ機能 |
・DHCPサーバ機能 ・ブロードバンドルータ機能 ・アドバンスドNAT ・ポートマッピング ・静的ルーティング ・DHCPサーバ機能等 |
WAN側機能 |
・らくらくネットスタート機能 ・PPPoEブリッジ ・IPv6ブリッジ機能 ・PPPoEマルチセッション等 |
Wi-Fi機能 |
・IEEE802.11n/g/b/a ・デュアルチャネル ・無線LAN ・ハイパーロングレンジ ・WPA2-PSK(AES) ・MACアドレスフィルタリング ・ESS-IDステルス機能 ・マルチSSID ・オートチャネルセレクト等 |
価格
気になる価格ですが、一般的に
・最新モデルは高め
・高速モデルは高め
・人気モデルは高め
・多機能搭載モデルは高めです。
Wi-Fi & 無線LANの価格はショップにより値段が異なります。
当サイトではAMAZON 、楽天をおススメしています。
おススメする理由は
AMAZONの場合は配送料がほとんど無料のため。
楽天(楽天ポイント) が溜まります。
賢明なお買い物をしてください。
安価な親機を狙うには
どうしても価格にこだわる方は以下の方法を試してみては!
・不人気なモデルは安め
・速度が遅いものは安め
・アウトレットは安め
・オークションは安め
・リユース(中古)は安め
・量販店の店員さんに聞いてみる(返品/訳あり/消費者が買ったものの使いこなせない、イメージが違っていた等)方法も有効
中継機
中継機とは、親機と子機の間に使用します。
具体的には、親機と子機間の距離が遠く電波が届きにくい場合とか、
親機と子機間の距離が近くても、間に障害物・遮蔽物がある場合に使います。
中継機も沢山あります。その内の人気モデルを紹介。
- 中継機
- -NEC-
- WR8165N
- WR8175N
- -BUFFALO-
- WEX-733D
- WEX-300
- WHR-300HP2
- WHR-1166DHP
中継機は専用機型(コンセントに挿入するタイプ(高速タイプは少ない))と親機のスイッチを切替て使用する型があります。
最後までご覧いただきありがとうございました。