新・インターネットの速度について
前回も同じような記事を書きました。タイトルは「 30%アップ・ネットの速度」でした。
あれから時間も少したっていますので、ネットの環境も少し?は変わっていると思います。
ここでは最新09年08月の状況を整理してみます。
ひらたく言うと、ギガ速度のネット環境の場合、その速度を有効に利用するためには、それに対応した機器を設置しないと上手く活用できません。ということです。
一般的なインターネットの接続図です。家庭によっては少しずつ違うと思います。
インターネットのスピードについて、ですが
分かりやすくするために装置単位に分割しました。
そのほうが分かりやすいと思っています。
光接続をモデルにしています。
それぞれをA,B,C,Dに分割し、それについて説明します。
Aは
インターネットからHGW(ホームゲートウエイ)迄。
Bは
HGW(ホームゲートウエイ)からパソコン迄。(無線LAN)
Cは
HGW(ホームゲートウエイ)からパソコン迄。(有線LAN)
Dは
パソコン内部。
としました。
さてここからが本格的な説明です。
Aの説明
09年08月現在、ネット上でギガ速度(ベストエフォートです)のネットサービスを提供しているのが「 AUのギガ得プラン」と関西電力系の「ケイ・オプティコム」のEO 光(関西地方のサービス)です。
今後NTTもギガサービスを開始するものと思います。
このギガスピードをうまくパソコンに取り込むとインターネットが快適に利用できます。
Bの説明(無線LAN)
この部分は外付けの 無線LAN親機・子機セットを使用することをオススメします。
なぜなら、無線LAN親機・子機のセットは IEEE802.11nに親機・子機が対応しており、速度が期待できます。
PC内臓無線LANとか他社製の無線LANを使用の場合はIEEE802.11nに対応しているかどうか確認が必要です。
特に、PC内臓無線LANの場合は54Mbps( IEEE802.11b とか IEEE802.11g)しか対応していないのが実情です。
親機・子機セットで IEEE802.11n対応は次の通りです。
【NEC製】
AtermWR4100N USBスティックセット
AtermWR4500N USBスティックセット
【バッファロー製】
WZR-HP-G300NH/P
WZR-HP-G300NH/U
【COREGA製】
CG-WLR300N-P
CG-WLRGNXB-P
「 AUのギガ得プラン」について
「 ギガ得プラン」は提供されているGHGW(ギガホームゲートウエイ)を使用することが義務付けされています。
GHGWは無線の親機機能を併せ持っています。しかし最大54Mbpsです。このままでは最大54Mbpsしか期待できないので、 IEEE802.11n対応の外付け無線LANセットを利用することにより、より高速の無線LANが可能となります。検討してみてはどうでしょうか?
詳細は 「ギガ得プランの解説」です。
Dの説明
ここでは有線LAN、無線LANに関係なく、パソコン内部の問題です。
過去にこの記事を書きましたので参照してください。それは「 30%アップ・ネットの速度」です。
又、セキュリティソフトの影響も無視できません。処理速度に問題がある場合は考え直したほうが良いかもしれません。
管理人(over GG)の推薦する セキュリティソフトです。
インターネットのスピードをある程度満足させるためには、全体的に見つめることが必要だと思います。
上記の装置単位に分割した部分を確認するとよいでしょう。
一部を改善しても、あまり大きな速度期待ができそうもありません。
又、ファイルの管理など日ごろから不要、不急ファイル等を意識して管理することをオススメします。
ATERM |
AIR STATION |
PLANEX |
COMMON |
OTHERS |
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