ATERM WG2600HP
ATERM WG2600HPの解説です。
WG2600HPは親機とイーサネットコンバータ(親機・子機のセット)の2種類が用意されています。
ビームフォーミング機能搭載
従来の機種は、全方位へ均等に無線電波を送信しています。特定の通信相手に的を絞って電波を送る技術がビームフォーミングです。
スマホの時はこちらから購入できます。
準備中
PCの時はこちらから購入できます。
速度
無線・有線に関わらず速度は最重要です。
無線の規格値とそれに対する実効スループットの比較が下記の表です。
WG2600HPは802.11ac/n/a（5GHz）と802.11n/g/b（2.4GHz）の帯域対応
| WG2600HP 規格値 | 実効スループット* |
| 無線LAN (5GHz) 11/ac 1733Mpbs 11/n 800Mbps 11/a 11Mbps | - 約1095Mbps 581Mbps - |
| 無線LAN (2.4GHz) 11/n 600Mbps 11/g 54Mbps 11/b 11Mbps | - - - - |
| 有線LAN 1000Mbps | ローカルルータ 約940Mbps PPPoE 約932Mbps |
*実効スループットとは、メーカーが実機検証を行った結果です。
検証時のネットワーク環境はメーカーが決定したものです。
速度アップについて
速度アップを行うとき以下の3点が重要です。
(1) 速度アップはネットワークで考えるべき
WAN側のプロバイダーからモデム(+Wi-Fi)迄。 LAN側のモデム(+Wi-Fi)から子機迄。LAN側を高速化してもWAN側が低速・中速では効果は期待できません。
(2) 親機と子機の無線の規格値を合わせる
Wi-Fi親機を高速化しても、子機側が低速・中速では速度の期待はできません。親機と子機の双方で高速化が必要です。
(3) 中継する場合は全て無線の規格値を合わせる
中継機を利用の場合、親機・中継機・子機とも統一された規格値にしないと高速化は期待できません。
現実的な速度は概ね、理論上の速度の30から40％ぐらいです。
結論から言って、使ってみないと分からないということです。
理由は、
PCを例にあげると、セキュリティ関係(セキュリティ、ウイルス、ファイヤーウオール等)のソフトは減速要因です。更に、保存されているファイルの数も影響があります。
残念ながら安全上の理由からセキュリティ関係のソフトを使わないわけにはいきません。又、ファイルの数も日を追うごとに増加します。
カスタマーレビューを確認して購入の基準にするとよいでしょう。
設定
設定がカンタンに、速くできるようになりました。
大別すると二つ。「クイック設定WEB」の方法と無線設定等の接続です。
1. 親機の詳細設定がスマホ(And、ios)で設定可能
従来の機種ではPCと親機をケーブルで接続して「クイック設定WEB」で詳細情報の設定を行っていました。今回の機種では、スマホで親機の詳細設定が可能となりました。
(対応OS)
Android 5.0/4.4/4.3/4.2/4.1/4.0/3.2/3.1/3.0/2.3に対応
iOS 8.1/8.0/7.1/7.0/6.0/5.1/5.0に対応（2015年5月現在）
2. インターネット等の接続
インターネットに接続するためには3つの設定をしなければなりません。無線の設定とセキュリティの設定、インターネットの設定です。
WG2600HPには便利な設定ソフトが用意されていますので、初心者でもカンタンに、速くできます。
その設定ソフトを使用すると、セキュリティも一番強固なものが設定されるので、安全で便利です。
2.-1 「らくらく かざして スタート」
添付されている「Wi-Fi設定カード」のNFCタグにスマートフォン等を「かざす」だけで、自動でWi-Fi接続やセキュリティ設定を行います。
2.-2 「らくらくQRスタート 2」
スマホやタブレットで「Wi-Fi設定カード」のQRコードを読み取るだけで、Wi-Fi接続設定からインターネット接続設定まで、設定を行います。
2.-3 「らくらく無線スタート 」
[らくらくスタートボタン]を押すだけで、Wi-Fi接続やセキュリティの自動設定を行い、SSIDや暗号化キーを含む設定情報を子機側に転送して自動登録でき、強固なAESモードが暗号化キーとして設定できます。
2.-4 「WPS 」
WPSに対応した機器も、ボタンを押すだけで簡単に設定できます。
機能
WG2600HPの機能は以下の通りです。(主要なものを掲載)
| 名称 | 機能 |
| ルータ機能 |
・ブロードバンドルータ機能 ・ポートマッピング（アドバンスドNATオプション） ・IPパケットフィルタリング ・ダイナミックポートコントロール機能 ・DHCPサーバ機能 ・DNSフォワーディング ・不正アクセス検出機能 ・ブリッジモード（無線LANアクセスポイントモード） ・ユニバーサルプラグアンドプレイ（UPnP）機能 |
| WAN側機能 |
・らくらくネットスタート Lite ・PPPoEブリッジ ・IPv6ブリッジ機能 ・VPNパススルー機能 ・PPPキープアライブ |
| 有線LANポート |
・1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TスイッチングHUB（3ポート） ・Auto MDI-X対応 ・LANポート自動節電 |
| Wi-Fi機能 |
・デュアルチャネル ・WPA2-PSK（AES/TKIP） ・WPA-PSK（AES/TKIP） ・WEP（128/64bit) ・MACアドレスフィルタリング ・ESS-IDステルス機能 ・マルチSSID ・ネットワーク分離機能 ・オートチャネルセレクト ・らくらく無線スタート機能 ・らくらくQRスタート機能 ・WPS(Wi-Fi Protected Setup)対応 ・ブリッジモード（強制アクセスポイント（AP）モード） |
価格
ATERM WG2600HPの気になる価格です。オープン価格(販売店、時期により価格が変動)
| ショップ名 | PCで購入の場合 | スマホで購入の場合 | カスタマーレビュー有無 |
| Amazon | 準備中 | 準備中 | 準備中 |
| 楽天 | WG2600HP | * | * |
当サイトでは「Amazon、楽天」を紹介しています。
送料ですが販売店により異なります(無料/有料等)。
一般的に
・最新モデルは高め
・高速モデルは高め
・人気モデルは高め
・多機能搭載モデルは高めです。
中には値段で決めたいという方もいます。
いくつか方法を紹介します。
・量販店の店員さんに聞いてみる。
この時、缶ジュース・珈琲をプレゼントし、返品/訳あり等を聞いてみます。消費者が買ったものの使いこなせない、イメージが違っていた等で返品が考えられ、そういったものがゲットできる可能性あり、今無くても後日、店員さんから連絡をもらえるかもしれません。店員さんを味方にする。ということです。
それ以外ではオーソドックスに、
・不人気なモデルは安め
・速度が遅いものは安め
・アウトレットは安め
・オークションは安め
・リユース(中古)は安め
参考になれば・・・。
最後までご覧いただきありがとうございました。